アメリカ・サギノー市親善訪問報告  



今年徳島市と姉妹都市提携45周年と阿波鷺能庵落成20週年を記念して、徳島市原市長をはじめ一行26名がアメリカ・サギノー市親善訪問をしました。

このことは既に連日徳島新聞で詳しく報道されたので、ご承知の事と思います。同市との親善交流が歴代会長はじめ会員の皆様による、当協会の歴史的課題事業であります事から、徳島市国際交流協会から細川浩一顧問・森住博会長・多田文彰様・今川菫様・石田カツ子様・安藤一美事務局長の六名が参加しました。

今回の訪問では特筆すべき意義が三点あげられます。その一は三木俊治元市長以来現職市長が15年振りに訪問された事です。それだけにコットレル、サギノー市長はじめ同市民の皆さんから熱烈な歓迎を受けました。

その二は私たち徳島市国際交流協会の森住博会長が旅行団の副団長格として

親善の代表役を果たされて、サギノー市民主催の晩餐会で、訪問団歓迎のお礼と姉妹都市提携45周年・鷺能庵建立20周年記念祝賀のスピーチをされたことです。そのスピーチの原稿を下欄に紹介します。更に会長ご自身の力作「徳島の祭り」28点の写真を、会場に展示され、徳島の文化の一端を紹介して、同市民にいっそうの理解と親密感を与えた事で両市親善に大きな役割を果たされました。

また、その写真展の作品すべてをサギノー・バレー州立大学に寄贈されて、今後同大学生及び、徳島からの訪問者に感銘を与える事になることを思えば、これまた素晴らしいことです。

その三は裏千家淡交会の皆さんが鷺能庵でのお茶のお手前をして、茜庵さんが徳島の風味豊かなお菓子の振る舞いをして、サギノー市民に日本文化の香りと徳島の風土のわび・さびの奥ゆかしさを十分に堪能してもらったことです。

私たちTIAの参加者もサギノー市長を始め、市民の多くの方達と積極的に語り合い、親交を深めてTIAを大きく印象づけてきました。そして、森住会長の写真展開催の準備の手伝いもし、阿波踊りTIA連の法被を15着持参し、13日の市民主催の晩餐会の宴会の終わりに、市民の参加者達に配って、会長が持参したカセットテープと鐘に合わせて、参加者全員で賑やかに阿波踊りを踊ってもらって、雰囲気が最高に盛り上がり、people to peopleの友情を固く深めてきました。

特に付け加えて置きたいことは、親善訪問のお膳立てから、訪問中のすべての行事のお世話役と説明通訳の為に終始付き添って面倒を見ていただいた、

モスナー・陽子様のご助力のお陰があって初めてこの親善訪問が成功したものです。ここで改めてモスナー・陽子様に厚く謝意を表したいと思います。

 

私たちこの度のサギノー市親善訪問参加者は、忙しい日程の中で多くのサギノー市について見聞を広め、親善の一役を果たしたと言う満足感で充実しています。

                             事務局長 安藤一美 記


・サギノー市民主催の晩餐会での森住会長の挨拶

・写真で紹介するサギノー訪問団








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